ここに根を下ろして約4年。
いろいろと、学力状況が見えてきた。
まず感じるのが、一貫校生は「まじめ」だが「理解できていない」生徒が実に多い!
そんな生徒が集まった中での競争が6年続くわけだ。
成績上位の生徒はいつも上位をキープしている。追従してくる生徒の能力がそれまでだから、努力を重ねる必要がそこまでいらない。余裕が出てくるから、留学したり好きなことに興じたりできるのだ。
一方、そんな学校の中位や下位の生徒たちはこれまた、それを『維持』しようと”それなりの最低限の努力”を重ねる。
順位キープのための努力は「伸びしろを」決して欲することはない。「先生から、これは出ないといわれました。」「最低ここまででやっておけばいいようです。」そういって、努力の先にある”可能性”に触れようとはしない。
評価する大人も、そこまではしないから”できない生徒たち””が毎年きっちりと作り上げられている。
大切なのことは、進度を早くすることよりも、しっかりと生徒に納得と理解をさせることだ。
ちなみに、進研模試などの各高校別・学年別の平均点の順位表を見ることがあるが、まあ見事なまでのランキングがそこにある。
「特進」とか「スーパー特進」とか冠がついている学校の「真実」がわかるわけだ。そして、学校が生徒の成績をいかに頑張って上げようとしている、声も聞こえてくる。
一部の出来のいい生徒ばかりを上げるもではなく、学校自体の平均をいかに上げるのかに取り組んでいる学校をできれば探してほしい。
まあ、そのことは置いといて…。
3年間の高校の勉強をして大学受験に臨む「修猷館や筑紫丘、福岡」の大学実績数と、6年間大学入試のためのカリキュラムをしっかりと詰め込まれる中高一貫校のその数を比較してみてもわかるだろう。
どちらが多いのか?
それが1度でも逆転した時があったのか?
確かに学校のレベル差は入学する生徒の学力差が影響していることは否めない。
また、一貫校での6年間の学習内容を5年でやることも、ある生徒層では可能だろう。
しかし、それをどの生徒にもやっちゃうから生徒間格差が生まれてしまう。
授業スピードについていけない生徒が結構いるんですよ。それでも基本問題は解けるように仕向けられるから、なんか生徒は安心してしまう。しかし、実際はそれしか解けない・・・。
こんな生徒がいた。
分数式の計算がままならないまま、連立不等式をやっている中2の生徒。
この生徒、わかると思いますが整数問題は解けます。でも、分数が連立不等式にはいるとダメなんです。
こんな感じの生徒がいるんです。なぜもっと、文字式をしっかりとっとけるようにしてから、次のステップへもっていかないかわかりません。このような状況は各学校にいっぱいいるようです。
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