志望校決定のベストチョイスは?

いよいよ、中3は正念場を迎えてきた。現状の成績で志望校への迷いが生じてくる時期でもある。

さて、そこで志望校をどう組み立ててよりよい受験として終えられるかを再構築しないといけないときだろうか。

福岡地区の場合、御三家の公立高校がある。毎年九大に100名越えで合格を出している昔からある「一流公立高校」だ。

ここを何とか合格したいとおもい、日々努力している受験生も多いはずだ。しかし、人気校だけあって倍率も少子化の影響はどこ吹く風で高いのも事実。もしものことを考えて、滑り止めや第二志望、第三志望をどううまく組み立てるのかがひとつの考えどころなのである。一般的にはこの公立を受けようと考えている生徒は「大濠のスーパー」「大濠の特進」または「西南学院」あたりを考えてる。前期と後期が西南学院以外はあるので中にはどこか2校受ける生徒もいるだろうが、割合は少ない。

残念ながら、公立を落ちればそのような高校に入学してまた大学受験を目指す。

で、私立高校の選択が『「絶対」家から近いところではないとだめだ』とか、『他県に行って寮や下宿にかける費用がうちにはない』という方は別なのだが-そうででなければ、西大和学園や愛光、青雲や早稲田佐賀なんて選択はありだとおもうし、福岡受験ができるという利点がある。僕はそのような学校も視野に入れての指導をおこなってきた。御三家レベルの合格を目指す学力をつけているのなら、鍛え方次第では合格も夢ではまったくない。もちろん、御三家の併願校としてラ・サールや久留米付設は受ける生徒も多いはずだが。そのレベルまでも届いてないにしても、先ほど挙げた他県の高校は選択肢に入れてもいいとおもう。

ただ、そのような経験や情報にうとい力を持った生徒やその保護者はなかなか踏み込め切れないという実態がある。

”受験で負担を増やしたくない” ”もし、私立に落ちたらおちこむし・・・” という不安は確かに理解できる。

でも、先ほど挙げた高校は大学実績みても全く御三家と比較しても遜色のないものだというところを確認してほしい。

「いやいや、私立の一貫校だからいい子達が多いのよ」といわれるなら福岡の私立一貫校もそうではないのですか?といいたい。

実数を一例に挙げるのなら、九大の合格者数にしても御三家は高校入学後2年と10ヶ月であの数字をこれまでキープしてきた。私立の子達は5年弱で高校の内容を終え、約1年かけて大学入試の専門の勉強に取り組んできている。

もちろん、九大の合格者数や大学の実績でその学校を選ぶのではない。校風やその学校の文化、伝統が好きだ、興味があるといった形での選択は否定するつもりは毛頭ない。まさに、その点を強調したいのだ。私立高校の「よさ」をもっと知ってみるとその生徒にあった学校は県外にあったりするのだ。また、そのような先生じかにお話しするときに「情熱」は半端ない。少子化の影響は進学校でもやはりある。一人でもいい生徒の受け入れを目指すのはどこも一緒。私立だからこその「実績」に裏打ちされた「めんどうみのよさ」「生徒の充実感」を先生方は熱心に語ってくれる。「みんな受けるから、わたしも受験してみようかなあ」で選んだ学校よりも「こんな情熱のあるいい先生方がいる学校でがんばってみよう!」と思える学校を受けてほしいと強く思う。

 

そこで、今やることは・・・先述の高校を受けると決めたらすぐに過去問に取り組んでほしい、ということ。

そして、傾向と対策を打ってほしいということだ。もちろん簡単な問題ばかりがあるのではない。せめて過去問は8年分は僕は行っている。それをできれば3周完璧にやることを目標にしている。

 

時間もないが、もしそのような学校を受験していくようなことがあっても「間違った選択ではない」と僕は思っているのだ。それがわかるのは次の受験の大学入試のときだろう。

 

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