これが調査したら意外と多かったことに驚愕した。
中学入試勉強中の小学生なら知っていたが、中学生が知らないとは…。
「トランプ」といっても大統領ではない。
カードの方だ。
特に”確率”で登場する教材(?)なのでご存じであろう、と思っていたのだが
これを知らない子たちの多いこと…。
まず、種類がおぼつかない。4種類あることと色だ。
枚数が1種類につき13枚は知っていたが、11,12,13を絵札ということを知らないのは
びっくりだ。さらにその呼び名を「ジャック」「クイーン」「キング」はどれかが
出てこなかった。
次に、とある中学の数学の話。
なんとすでに三平方の定理をやっている中3生。
にも関わらずだ、直角三角形の「斜辺」がわからない。
「斜めのまっすぐな線」という認識である。
これはちゃんと教えておかないといかんだろう。
というか、教える側がこのことをまず定着させていないことが問題だが。
意外と小学6年生や中学1年生に聞くと実は「斜辺」を知らない子は多い。
”言葉・用語の定義”をいかに現場で教え定着されていないのかを改めて感じた。
教育現場では「コミュニケーション力」や「活用」の力を伸ばすなんて言っているが
子のように共通認識の用語の定義が各自バラバラだとそのような問題に取り組めない。
かつては「ゆとり」という名のもとに「応用力」を排除した。その結果は日本の若者の大切な活力の
欠如や忍耐力の低下を招き、馬鹿な若者を増産させて国力の低下につながったと思っている。
さらに、その第二世代がご存じのように世間を騒がせている。
で、今回はその逆に「応用力」取得からスタートしようとしている。
土台がしっかりとしていない子供たちにそれらの基礎の上に成り立たせるものを構築しても
また、前回同様「大人が困惑する子供たち」が大量に出てくる気がする。
それが時代の流れなのか、進化なのかはわからないが
子供たちに伝えるべきことは、”時代の流れに左右されない最も基本的なこと”ではないか。
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