子供の育て方は学校でも教えてくれない。
だから難しい。
世の中に『子育て本』はあれど、我が子に
それを施して、数学のようにきれいな答えが
出てくることはまれである。
一番の参考は自分を育ててくれた『親』に
聞くのが良いのだろうが、核家族化が当たり前の
現代にそれもまた難しい。
これまで受けた保護者の方の悩みで最も厳しそうだったのが
「親の甘やかし」である。
何事も親が子どもの事を先取りしてやったものだから、
「自立心」が未熟なまま年を
重ねてしまう。中には中学生にもなって親から風呂上がりの
体をふきふきしてもらっている
男子もいた。また、そろそろ親からの自立をしないとね、と
促すと「僕はママがいないと生けていけないんだ!」と
かんしゃくを起こす始末。
さらに、定期テスト2週間前から母親がべったりと側に付いて夜遅くまで試験勉強の
対策問題を作りそれを支えるという「母親家庭教師」の方もいた。
それが3年間だ。高校生になったらどうなるのだろうか?
いずれも、小さい頃に「自分でやる」という時間が少なかったように思う子達だ。
そして、それは男の子に多い。
失敗しても焦らせず、間違っていても叱らずに、育てて行かないと
子どもたちは大きくなるにしたがって「角」を出し始める。
大きくなった未熟な大人は親でも収拾がつかなくなるもではないか。
「自立の芽」が出るまで親はじっくりと子供の成長を待つのが
一番だろう。
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