塾にはいつ行くのがいいのか?

結論は「早い時期」である。中学受験をしなくて高校で上位校を狙うのであっても、中学受験の経験は確実にのちに生きてくる。それは、スポーツや将棋だって同じことだ。部活が終わってからでも、上位校を狙える生徒は普段から勉強をしなくても偏差値が65以上とれる”一部”の賢い生徒だ。そんなうらやましい生徒とは山ほどであってきた。逆に、そういう能力はなくても、早めのスタートを切って上位高校に合格し、高校でもついて行っている生徒もまたみてきた。

なぜか日本は「スポーツ」には寛容で「勉強」にはそうではない。「勉強」ばかりやるのではないと知っている親は多い。

だからスポーツや本人の好きなことをやらせる。しかし、勉強をやればゲームをやっていいとか、成績があがれば何かを買ってあげるとか「勉強」に対する意識が親も低いように感じるところがありはしないか。

学生としての『本分』はやはり「勉強」だ。そこをブレないように大人もしておかないといけない。

そういう意味でも『早め』に塾には行くことを進める。

最低でも小学3年生くらいかな。そのような子にやるべきことは、もちろん備えている。将来、勉強が楽しく面白くなるように勉強を持って行かねばならない。そして、中学受験でも高校受験でもそれが活きるように指導していかなければ塾の存在意味がない。