筋力も学力も似たようなところがある。
それは、鍛えたところが強くなるという事だ。
腕の筋肉をつけたければ、腕立て伏せをすればいい。
スクワットをしても腕に筋肉はつかない。
子どもたちの苦手に感じる単元は小学生も中学生も
「図形」「速さの問題」「割合の問題」「確率」に絞られる。
特に図形は問題が作りやすいだけに、多岐にわたる切り口が必要である。
単に暗記しておけば解けるという問題は入試にはでない。
たからこそ、その訓練が必要である。
もちろん基礎は大切だ。計算が正確にできるか、何を問われているか
理解できているか。それくらいは分からないといけない。
その上に立っどのように知識を使っていくのかに気が付くためには
やはり、「図形」に対する基本がいくつあるのかが解くための重要な要素となる。
その基本こそがまさにパズルだと思うのだ。
何度も試行錯誤を重ね、挫折や絶望と闘いながら「希望」を導き出す。
そして、さらにいい道はないかと「別のやり方」を考え出す。
まさに、今日の生徒のように。