とあるセミナーでの学び。
ここの大将はやたらデーターにこだわる人で、しっかりとした
数字が出ないと自信をもって人前に立たない。
その方曰く、今の個別塾業界は大学生講師の質が下がっているとのことだ。
たとえば、すぐに休んだり、止めたりという状況が増加してきている。
また、予備校を首になったおっちゃん講師が講師募集に応募する。
そう、講師の高齢化が起こっている。
講師の募集倍率はあのバブル期以上であるものの、ブラック企業などと
言われたため、なかなかバイトに来てくれない学生が多いという。
以前は大学1・2年生のみを採用しスキルアップを学ばせていたのだが、
今はその年代があまり来ず、3,4年生の短期間の学生でもよいという。
教えるスキルのあまりない学生が多くなってきているという個別指導員の
質の低下が顕著になってきているのだ。
下手すると、高校で国語が得意だったからという理由で
大学に行かない(いけない)学生の応募も出てきているありさまだ。
いくら教え方がうまくても、大学に行けないような学生にお金を払ってまで
教えてもらいたくない。
生徒を集めるため授業料の低価格路線に走っている一方で
裏ではいい先生を獲得することの難しさから、誰でもいいという
状況が出てきているらしい。
さて、自分の子供を預けると考えた時、そこまで考えないと
子どもがかわいそうである。