チラシを校門前で配布すると何校かで
「算数はきら~い」や「算数は苦手」という小学生諸君の
ご意見を頂くことが多い。
いったい何が嫌いなんだろうと思うのだが、「わからない」部分が
彼らなりに積み残しになっているのだろうか。
計算は「できる」かもしれないが、それを作って使うところまでは
なかなかできないのかもしれない。計算ばかりできても、今後は
そこが重要ではなくなってきているのだ。各小学校でももしかしたら
そういうところに手を入れ始めているのかもしれない。
例えば「2/5×□=6」となるような□をも求める文章問題を作りなさい。
なんて問題が出されることが多くなる。
今の子たちにいきなりこれを解けと言われても難しい。
今後はこのような問題に対応できるような算数・数学力が求められる。
その準備段階に今の生徒たちは実は迎えているのだ。
自分で考える力がこのような形で試され始めている。
そして、それを大学は評価するのである。
つまり、先に示したような問題を解ける訓練を身近な問題を利用して「やる」習慣を付けないといけない。
今日、福岡雙葉の学校説明会に行ってきたが
4年後の大学入試に対してこのような問題に対応する力を付けるカリキュラムを
既に打っている。これは雙葉だけではなく、大濠や西南、筑女、中村などの私立一貫校は
そうだろうし、公立一貫校もしかりだ。
世界に対応する日本の大学を作る為に各私立や公立一貫校の学習指導は加速している。
それの動きを知り、学習して我が子へ落とし込むのは親の役目だ。
その援助を微力ながら全力でやっていきます!